2010年 05月 10日
初演の幕が無事に下りる 3つの作品 感想は各人それぞれに 監督のコメントもいたってポジテイブ 今回踊ったのは、ラストのナハリン作品 フィンランドでは見たことのない スタンデイングオベーションにびっくり 成功、か 彼の作品は何度か踊った経験があったが 今回も、本番はもちろんプロセスもかなり楽しいものだった 彼らは動きのイメージを言葉にする それが、とにかくよく分かるのだ 例えば身体の力の入り具合について 脱力している訳でもなく、力んでいる訳でもない ただ一定の集中力をもって、しかも自分の意志でもって動かす そんな身体の状態を説明するのに 針に糸を通す時のことを考えてみろ、と言う 集中した状態は、手先のみではないはずだ 針の穴に糸を通すという行為は 身体全体に、ある一定の力と、そして集中によって完結される イメージの威力は凄い 同じように、身体の状態の話しになるが どんなジャンルの踊りでも 身体の中心というのが、かなり重要な要素になって来る 大抵は、その中心を崩さないようにする為に strong や hold などといった単語を使うことが多いのだが Quiet Center なるほどなあ、と 強く、しっかりとその中心を保つことばかり考えて来たけれど Quietとは! たとえ次にどんな動きが来たとしても 敏速に反応出来るであろう状態が想像出来るじゃないかー 視覚的に受ける影響が多い中 聴覚と、それが織り成すイメージで 自らの身体を感じるという繰り返しは かなり衝撃的な体験だった 身体に耳を澄ませる もっと知りたい、そう思う
by makinakagawa
| 2010-05-10 01:28
| 鍛
|
アバウト
カレンダー
about me
真樹
☆ フィンランド国立バレエ団 (プリンシパルダンサー) ☆ INTRODANS ☆ オランダ王立 コンセルヴァットワール 卒業 ☆ 水戸バレエ研究所 教師 ☆ 引地佑介と共に 「引地バレエスタジオ」主宰 ◇ GYROTONIC® 認定トレーナー ◇ GYROKINESIS® 認定トレーナー カテゴリ
ライフログ
フォロー中のブログ
以前の記事
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||