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Dancing for the Dreams

maki0602.exblog.jp
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2010年 05月 10日

身体の声を聴く


初演の幕が無事に下りる


3つの作品
感想は各人それぞれに
監督のコメントもいたってポジテイブ


今回踊ったのは、ラストのナハリン作品
フィンランドでは見たことのない
スタンデイングオベーションにびっくり
成功、か
彼の作品は何度か踊った経験があったが
今回も、本番はもちろんプロセスもかなり楽しいものだった
彼らは動きのイメージを言葉にする
それが、とにかくよく分かるのだ


例えば身体の力の入り具合について
脱力している訳でもなく、力んでいる訳でもない
ただ一定の集中力をもって、しかも自分の意志でもって動かす
そんな身体の状態を説明するのに
針に糸を通す時のことを考えてみろ、と言う
集中した状態は、手先のみではないはずだ
針の穴に糸を通すという行為は
身体全体に、ある一定の力と、そして集中によって完結される


イメージの威力は凄い


同じように、身体の状態の話しになるが
どんなジャンルの踊りでも
身体の中心というのが、かなり重要な要素になって来る
大抵は、その中心を崩さないようにする為に
strong や hold などといった単語を使うことが多いのだが

Quiet Center

なるほどなあ、と
強く、しっかりとその中心を保つことばかり考えて来たけれど
Quietとは!
たとえ次にどんな動きが来たとしても
敏速に反応出来るであろう状態が想像出来るじゃないかー


視覚的に受ける影響が多い中
聴覚と、それが織り成すイメージで
自らの身体を感じるという繰り返しは
かなり衝撃的な体験だった


身体に耳を澄ませる


もっと知りたい、そう思う







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プレミアパーテイにて、ゲストのナルデリ先生と



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ナハリンのアシスタントカロリーンにプレゼント



身体の声を聴く_a0155144_1172769.jpg
佑介、カロリーン、ナルデリ



身体の声を聴く_a0155144_1183626.jpg
プログラムより

by makinakagawa | 2010-05-10 01:28 |


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