Dancing for the Dream / fly from 水戸バレエ研究所

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カテゴリ:心( 104 )


2017年 05月 22日

reunion


もう先月のことになってしまったけれど


フィンランド国立バレエ団が初来日
4年振りの再会は一体どんな感じなのかなと
興奮気味に向かったオーチャードホール
感動したりするのかな、なんて予想に反して
それはかなり自然で当たり前のものだった
週末を終えて月曜に顔を会わせたような
ただ普通の日常の1コマのような
でも、別れる時は寂しかった
4年前と同じように


そしてー、
踊りたいと思ったりするかしら、と
それはこの機会に
どうしても確かめたかったこと


ずっと自分の居場所だった大切な場所
客席に座って、聞き慣れた監督の声が響く中
時間は一気に戻って行く
舞台上の空気感や緊張感
袖から舞台へその一歩を踏み出すときの勝負感
いろんないろんな気持ちを
身体は自然に思い出したけれど
ギアは入らなかった
こっち側でいい、そう思った
そしてそのことにほっとする


自分が次のチャプターを
ちゃんと生きられていることが
そして笑顔でみんなに会えたことが嬉しかった


また次に会う時まで
See you soon!

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by makinakagawa | 2017-05-22 16:24 | | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 27日

1周年


綴っておきたいと
心の中は沢山の言葉で溢れていたのだけど
文章にならないまま
気がつけば3月も終わってしまう
1週間がもう1日あったらな、なんて


引地バレエスタジオ1周年
これからのことだけを考えていて
だから駆け抜けてきたこの1年を
しみじみ振り返ることも祝うこともしていなかったのだけど
生徒さん達からの
予期せぬお祝いのお花や温かい言葉に
とんでもなくじんときてしまった


日記に記してあったんです、と
その言葉にふんわりと包まれた
誰かの人生に自分たちが刻まれているという実感
嬉しさと、そして責任がじんわりと広がっていくのを感じながら
今まで一度だってしっくりこなかった
先生と呼ばれることに
ほんの少しだけ馴染んできたかもしれないと
初めて思った


嬉しいことも、面倒なことも、
正直舌打ちしたくなるようなことも色々あって
迷いながらの対応だったけれど
毎回深呼吸して、1つ1つ丁寧に向き合ってきたら
自分たちが大事にしたいことが自然と見えてきた
そんな1年だった


次の1年も丁寧に
わくわくしていけますように



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by makinakagawa | 2017-03-27 14:40 | | Trackback | Comments(4)
2017年 02月 15日

如月


気がつけば2月も半ば
梅がほころび始めている


北半球で過ごした寒い2月も
南半球で過ごした暑い2月も
どっちも好きだな
きっとそれは、誕生日があるから


母親になって初めて迎えた誕生日は
ものすごい感謝だった
産まれて来てくれた娘に
産んでくれた母に
支えてくれるみんなに
そして夫と出逢えたことに


胸躍るようなことも
がっかりすることも
相変わらずいろいろあるけれど
娘の、その小さなぷくぷくの手をそっと握って
規則正しく健康的な寝息を聞きながら
なんとも無防備な寝顔を見ていると
どんな時も静かに充たされていく
そのすべてが取るに足らないことのように思えて
力が湧いてくるんだからすごい
命のエネルギーなのかな


一瞬で跳ね上がる負の感情に
やられてしまわないように
でも、その違和感に蓋をしてしまわないように
難しいことじゃない
大事なことはシンプルだし
それはいつだって変わらないんだから




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by makinakagawa | 2017-02-15 01:13 | | Trackback | Comments(4)
2017年 01月 06日

Hello dear 2017


ゆっくりと文章を紡ぐ時間こそなかったけれど
いろいろと憶いを馳せた年末年始
でも心からの感謝と溢れる希望を胸に
穏やかに幕を開けた新年
Hello dear 2017


新しい生活には大分慣れてきたけれど
日本語で日本人と接することのストレスは
想像したよりも、少しだけ強烈だったかもしれない


言葉から滲み出る
ひかえめでいて深く包み込むような優しさや
そっと込められた思いやり
そういうのをちゃんと感じられる母語に助けられる一方で
感じてしまうからこそ
土足でずかずかと入り込んでこられたような不快感や
どう考えても不可解なことたちの方が
正直何倍もあった


関わり合いにならないほうがいいこと
放っておくほうが賢明なこと
取り合う価値すらないこと
色々と自分に言い聞かせて落とし所を探しても
どうしてもうまく処理できないものがある
チクっとしたままの心や
どうしても追いやれない違和感と
どう共存していったらいいのかな


どんなに便利になっても
時代が変わっても、何語で話しても
ビジネスでもプライベートでも
人としてのルールは変わらないんじゃないか


いい匂いのする娘を抱きしめながら
自分がこころから大切に思っている人たちは
そして尊敬している人たちは
みんな美しい言葉を持っているな、と想う



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by makinakagawa | 2017-01-06 11:47 | | Trackback | Comments(4)
2016年 12月 18日

1年


A Year

日本上空で見えた美しい富士山を前に
静かに祈りを捧げたあの日
ただいま、という安堵感と同時に
大きな不安を抱えて降りたった母国
あれから1年


まだ胎動を感じられないほど小さかった命は
もうすぐ7ヶ月になろうとしている
隣で健やかな寝息をたてるその姿は
いつのまにか、ちゃんと小さな人間になっていた


そして
どうなるか想像できなかったスタジオ開設
次々と生まれる小さな違和感は
いつも2人で話し合いながら歩を進めてきた
そうして今
自然に、その方向性も定まってきている


激動の日々
確かにいろいろあったけれど
今までにない、極上の歓びが詰まった日々だったな


1年後
常磐自動車道で富士山が見えて
その美しさに思わず手をあわせた


これでいいんだ
そう言われてるみたいな気がした


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by makinakagawa | 2016-12-18 17:41 | | Trackback | Comments(2)
2016年 12月 06日

December

師走
言葉にする余裕はなかったのだけど
夏から秋へ、そして秋から冬へと
ゆっくり移り変わる季節を
堪能した


若い頃はがむしゃらに
目標へ向かって突き進むことが一番大事で
四季折々の美しさを
心が欲することはなかったような気がするけど
色んな土地に住んでみた上で
こうして帰ってきてみると
その際立った美しさが心に沁み渡る


紅葉の赤は上品だけど
銀杏の黄色も素敵なんだね
秋の夕暮れ、冬の朝の空気
ああ、ここは日本だと
帰ってきてよかったと、そう思う瞬間が沢山ある


色々なことが
少しずつ動き始めている
モノゴトも、カラダも、そしてココロも


師走のエネルギー、全開で



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by makinakagawa | 2016-12-06 14:56 | | Trackback | Comments(2)
2016年 11月 23日

Stand by


色づく木々
日本の秋は格別に美しいような


娘を連れて
恩師に会いに小平霊園へ
きっといつも見ていてくれているに違いないけれど
一応お家だから、ね


眩しそうに紅葉を見上げる娘は
始終笑顔を絶やさずに
貴女には、きっと色々が見えているのかもしれないね


遠くへ行ってしまった感じはしないのだけど
応えが返ってこないから
それでも心がすっとする帰り道


だからきっと、近くにいるんだと思う



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by makinakagawa | 2016-11-23 14:19 | | Trackback | Comments(2)
2016年 11月 13日

Clear Skies of Autumn


そうしてまた、
11月13日がやって来た

恩師 粕谷辰雄先生の命日
こうやって、不在の時間がどんどん長くなっていくんだね
驚きと共にふと覚える寂しさを吹き飛ばすように
澄み渡る秋の空を見上げる


年を重ねていくと
「しょうがないこと」が
どうしようもなく寂しくて悲しくて
でも「どうにもこうにもしょうがないこと」が
1つ、また1つと増えて行く


これからきっと
それは容赦なく、繰り返しやってくるのかもしれないけど
例え一瞬だってきらりと光る希望を
ちゃんと抱きしめていきたいんだ


先生、
お話したいことが、お聞きしたいことが
沢山あるんです



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by makinakagawa | 2016-11-13 17:20 | | Trackback | Comments(2)
2016年 08月 12日

帰り道


1日が終わりに近づいていく


道行く人を観察したり、空を見上げたりしながら
ゆっくりと家へ向かう帰り道


自分だけの時間に
自分だけのことを考えたら
日本に帰ってきたことも
赤ちゃんがいることも
なんだか現実じゃないような気がして


夏の匂いに満ちた夜の風に包まれながら
でも現実なんだよね、と思ったら
不意にものすごい幸福を感じて
それがじわじわと身体中に巡っていくのが分かって
そうしたら、そのどうしようもないくらいの幸せに
スキップしたくなった


自分の真ん中のところは
ちっとも変わってない気がするんだけど
人生は、こうして進んでいく





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by makinakagawa | 2016-08-12 21:41 | | Trackback | Comments(2)
2016年 08月 09日

10年


10年と言われて、改めて振り返る

激動の10年
本当にいろんなことがあったな
でも、最高にエキサイティングだった

パパの不在が当たり前になって
もうそんなに長い時間が経つなんてね
もうちょっと生きてたら
いろんなことが出来たのに
そんなことを毎年想う日


元気で、いてよね




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by makinakagawa | 2016-08-09 23:31 | | Trackback | Comments(1)